誘拐症候群
- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 1998/03
- メディア: 単行本
- クリック: 75回
- この商品を含むブログ (13件) を見る
感想
数日前、展開が読めたと言っていたのはコレです。バババーと結局最後まで読んでしまった。が、展開は予想通りでした。寸分違わず、ではないにしろ・・えーそういう終わりなの?というなんとも尻ツボミな感じです。すべて読み終わったあとであとがきを読んでみたんだけれども、貫井さんは以前書いた作品でも一度コケたことがあるそうで。一つの作品が読者に認知されてしまうと、自作がすごいプレッシャーになるみたいですね。M-1初挑戦の麒麟が次の年でキバってコケたように。
とりあえず、前半1/3はおもしろかったのにその後の展開が微妙です。心に残らない感じ。症候群シリーズとしてほかにも何作かありますが、今後読むことはないでしょうね。多分・・。思った通りになってしまった&最後のたたみ掛けが弱いの2点は厳しいのでコメントは辛口でーす。