誘拐症候群

誘拐症候群

誘拐症候群

感想
数日前、展開が読めたと言っていたのはコレです。バババーと結局最後まで読んでしまった。が、展開は予想通りでした。寸分違わず、ではないにしろ・・えーそういう終わりなの?というなんとも尻ツボミな感じです。すべて読み終わったあとであとがきを読んでみたんだけれども、貫井さんは以前書いた作品でも一度コケたことがあるそうで。一つの作品が読者に認知されてしまうと、自作がすごいプレッシャーになるみたいですね。M-1初挑戦の麒麟が次の年でキバってコケたように。
とりあえず、前半1/3はおもしろかったのにその後の展開が微妙です。心に残らない感じ。症候群シリーズとしてほかにも何作かありますが、今後読むことはないでしょうね。多分・・。思った通りになってしまった&最後のたたみ掛けが弱いの2点は厳しいのでコメントは辛口でーす。