COMPOSER

今日はコレ見に行きます。

LAWSON PRESENTS
TEAM-NACS 全国公演 COMPOSER〜響き続ける旋律の調べ
2005.06.23-24 14時:19時開演
アートピアホール

作・森崎博之
出演:森崎博之安田顕佐藤重幸大泉洋音尾琢真

すでに大泉さん効果でヘンに持ち上げられちゃって全国までやっちゃいます。今日の名古屋楽日に行くんですが、客のマナーが激悪らしいので嫌な気分にならなければいいのだけれど。名古屋のマナーが試される時ですよ皆さん。頼むから劇中に(出てきただけで、口開いただけで)拍手とかヤメてよね!?母さんそんなのありえないよ!

大泉さんもおにぎりで名古屋グルメを満喫しているらしいです。手羽先は是非食べてちょうだい!ビールに合うから!!なんでも愛知県は佐藤マミアナウンサーの故郷?らしいのでグルメにはもってこいだそうです(学生時代に住んでいたらしい)。まさか、HTBつながりで藤村Dの実家の喫茶店なんて行ってないわよね?

感想。

先にマナーのことを言うならば、激しいと言われるほどの酷さはなかったと言っていい。普通の演劇と一緒で気持ちよく見られましたよ。内容としてはネタバレになるのであまり書きませんが、いやー楽しかった。しかしこれはナックスを知っているからこそ言えるセリフかもしれません。(昔の作品や今のレギュラー番組を見た上でいろいろ知っているのでね。)でも、それはすべてブラウン管の中の彼らであってライブではなかったわけです。ライブで彼らを見られたというファン的な心理ももちろんあった上での「楽しかった」という一言であることはご容赦くださいな。
内容としては、まず登場人物が客演無しのナックス5人だったのでギュッと締まっていたように感じました。五人が一度に同じ舞台で演じることはそんなに多くはなく、ほぼ2人か3人の場面が多かったのですが、それはそれでよかったかも。少人数での会話劇で、しかも短く随所にナックスらしい笑いとジンとくる内容が盛り込まれていました。普段の劇では、それがどうもあざとく感じられてしまって好きではなかったのですが、これくらいポンポンとテンポよくスキップするように演じられると楽しめるのかしら。それともそれをやっているのが彼らだからなのか、それは定かではありませんが。なにはともかく随所で感じたのは、一人一人の役に私自身が感じる好きな場面があったこと。もちろん"これはチョット・・"と思う所もありました。*1でも、舞台という大きさのことを考えるとそこまでやらなくちゃいけなかったのかなと考えるとなんとも言えません。そして、一人一人の演技がナチュラルで板についていたなと感じたこと。あそこまで史を無視した内容だったので、彼らなりのナチュラルさで勝負できたのかもしれませんがそれはそれで彼らの演出勝ちだと思ってます。

終わってみて、という前に見ている最中からいろいろなことを考えていたので、前作LOOSERを見た時よりワクワクしていたのを覚えています。時間も長くは感じなかったし、珍しく、早くDVDでも見たい!この場面を映像として見たい!と思っていました。ベートーベン、モーツァルトの苦悩、シューベルトの母への愛、ベートーベンとシューベルトのやり取り、サリエリのあのシーン・・名古屋公演を1度だけしか見ていないということを後悔するほどの公演だったように思います。でも、楽しいものほど、ウキウキ心躍らせるのは凝縮されてい方がいい。そう思うようにもなりました。

楽しかったからいいの。一度だけでいいの。そう言い聞かせて新しいCOMPOSER(映像)を楽しみにしています。

*1:大きな演技のあの人。